人間の歯の数は、親知らずを含めて前歯が8本、犬歯が4本、小臼歯と大臼歯をあわせて20本の合計32本になります。そして、それぞれの歯が食事での役割があります。前歯は野菜や果物を噛みちぎるため、犬歯は肉や魚などを噛み切るため、小臼歯・大臼歯は穀物や野菜をすりつぶすために必要な形態になっています。

歯の役割や本数から、肉や魚よりも米や野菜を多く取るのが人間にとって理想的な食事だということになります。それは、身体全体の健康ということを考えても、野菜中心の食事は肥満や生活習慣病の予防へとつながります。

歯を丈夫にするという面からの歯に良い食べ物としては、緑黄色野菜、根菜類、豆類や、カルシウムを多く含む魚介類、牛乳、チーズ、そしてカルシウムの吸収を助けるビタミンDを含む魚や食品といったものになります。

そして、良く噛んで食事をすることが大切です。良く噛むことで歯周組織に刺激を与えて歯周病を予防することになり、また、噛んで唾液を出すことで、唾液の持つ洗浄効果や虫歯を予防する効果が期待できます。

良く噛んで食事をするために、やわらかいものばかりでなく、噛みごたえのあるものも組み合わせた料理にした方が良いです。そして、一口30回噛むように心がけましょう。

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